スタイルコートの質問コーナーです「どうしてガレージの室内に雨水が侵入してしまうのか?」       

更新日:2月8日


 

こんにちは。


スタイルコートの専門施工店のモーニングガーデンの小林です。


今回は関西地域にお住まいのY様からいだいたご相談にお答えさせていただきます。


ご相談をいただいた内容は

「関西地域のエクステリア業者にスタイルコートの増築を依頼して、昨年の11月に完成しました。ただ、雨が降ると正面のシャッターの部分(左右の柱部分)と、折戸パネル側の土間コンクリートが雨水で濡れてしまいます。台風などの風が強く、横殴りに降る雨の場合は多少は折戸パネルのレールから室内に、雨が侵入することは想定していましたが、半日程度降った普通の雨の日も、室内の床(土間コンクリート)が濡れています。こういったケースは通常よくある事なのか。また、雨水の侵入を防ぐ対策はありますか。」でした。



Y様のスタイルコートの現状のイメージ図です

サイズは38-60(右勝手)仕様です。室内の土間のレベルはフラットで仕上げられています。折戸パネルの外側は緩やかな水勾配が取られています。シャッターが降りる下の土間と室内の土間のレベルは同じ高さ(フラット)で仕上がっています。



・シャッター周りの雨水が滲んだ土間コンクリートの写真です。


折戸パネルのレール部分の雨水が滲んだ土間コンクリート写真です。


その他にお送りいただいた写真も確認させていただき、雨水が侵入してくる原因を考えてみました。


1.「折戸パネル側の雨水の侵入について


・折戸パネル側のベース材Aと下レールの継ぎ目の所が、スタイルコートの内土間と外土間の床の高さが同じになっているため、「その継目から雨水が室内に滲んでくる可能性があると思われます」下記のイメージ図を参考にして下さい。




2.「シャッター部分の雨水の侵入について


・原因として考えられることは、シャッターが降りた所の床の高さが、室内の床の高さが同じ仕上がり高さになっていて、「両方とも水勾配がないフラット仕上げになっていることが影響していると考えられます」強い雨風の時に、雨水がシャッターの下から室内に入ってくる可能性があることと、「シャッターの外側の面にあたった雨水が、レール(ガイドレール)を伝わって落ちてきて、その雨水が土間コンクリートに滲んでくる可能性があると考えられます」こちらも下記のイメージ図を参考にして下さい。



今回のようなケースの場合の対策を考えてみました


1.「折戸側のレールの継目部分のコーキング

・折戸の下レールとベース材Aの継目部分の外側と内側に、コーキング処理をすることで、雨水の侵入を防ぐことができると考えられます。また、アルミの汎用材のLアングルなどを併用するとより効果があると思います。


2.「シャッターの所で段差を付けて雨水の侵入を防ぐ

・今回のケースでは、シャッターの所に段差がないことで室内に雨水が滲んでくることが考えられるので、入口の部分に30㍉程度段差をつけて室内の土間上げて、シャッター部分の雨水の侵入を防ぐ方法がよいと思います。※下記の施工写真を参考にして下さい。


シャッターの内側に段差を付けている写真です。(完成から5年経っていますが雨水の侵入はありません)


シャッターの所で段差を付けて床の高さを上げるということは、折戸パネル部分の床の高さも上がります。今回のような雨水の侵入を改善することができます。


外側の土間とレールの高さは60㍉です。


内側の土間とレールの高さは30㍉なので、外と内とで30㍉の段差があります。30㍉内床が高いので雨水が室内に侵入するこはありません。


床の高さを上げるにはガレージ専用のレベラーを使用します


・今回のようにすでに土間コンクリートが仕上がっている場合は、ガレージ専用のレベラーを使うことをおすすめします。レベラーは住宅の基礎の天端に流して均一に平らに仕上げることができるモルタルの一種です。そのレベラーの中で駐車場やガレージに使うことができるものがあるので、そちらを使用することで床をリフォームすることができます。

※下記の写真を参考にして下さい。


レベラーを流す前の土間コンクリートの写真です。埃をとってシーラーを塗布しています。


レベラーを流したガレージの床の写真です。床一面が均一にフラットになります。


こちらが完成写真です。完全にフラットに仕上がった床にガレージ用の塗料を塗布して

仕上げています。


今回は関西地域にお住まいのY様のご相談にお答えさせていただきました。参考にして下さい。ありがとうございました。


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